2014年07月20日
【ネタバレ注意】All you need is kill とGirls and panzer OVA
すみません、PCを買い換えたりデータ移動をしていたため更新に期間が開いてしまいました
M870の記事も一息ついたので今回は最近観た映画の話でも、多少のネタバレはしてしまうので予めご了承下さい
先々週の6日はバトルゾーンの1周年ゲームに参加してきましたが、ゲーム終了後に気になっていた「All you need is kill」を観に行っていました

あらすじ
近未来。地球は謎の侵略者「ギタイ」の度重なる襲撃により、壊滅状態に陥っていた。防衛軍は辛うじて彼らの侵略を食い止めていたが、敵の強大な戦力になす術も無く、戦死者は増える一方であった。対侵略者の決死の任務にあたっていたウィリアム・ケイジ少佐もまた、敵に何一つのダメージも与えられずに戦死してしまうものの、次の瞬間、彼は戦地に赴く前の時間に戻っていた。その後、何度か戦死し、また前の時間に戻ってしまう出来事が繰り返されるにつれ、ウィリアムは自分がタイムループに巻き込まれてしまっていることに気付く。やがて彼のもとに、自らも同じタイムループに巻き込まれていたという特殊部隊の軍人リタ・ヴラタスキが現れる。彼女と戦うにつれ、ウィリアムの戦闘技術は徐々に向上していった。こうして二人は終わりの無い戦いを繰り返す中で、少しずつ敵を倒す糸口をつかんでいくのだが…
原作は日本のライトノベルで、それも10年前の作品です
映画の邦題は原作と同じ『All you need is kill』ですが、英語圏でのタイトルは『Edge of Tomorrow』になっています
ストーリーや設定もちょいちょい原作と違っていて大筋以外はかなり変わっていて良くも悪くもハリウッド版だと感じました
映画に出てくる装備は現代装備が多用されていて、いかにも急ごしらえのバトルスーツ感は出ていると思います

右腕にSCARとグレネードランチャー、左腕にもピカティニーレールがある等、装備設定もそれなりに練りこんであるみたいです
劇中の戦闘シーンはかなり多いです、というか殆ど戦闘していたイメージです

タイムループものということで同じシーンが何回も出てきますが、周回ごとに主人公の動きが違っているので見比べてみると面白いです
敵のビジュアルもいかにもCGですが、ウネウネ動きすぎて視聴者側としてはかなり観にくいです

最近のSF映画はCGの粗を誤魔化す為なのか暗い戦闘シーンが多すぎて観てると疲れることが多いです・・・
一応は映画を観る前に原作、コミック版は既読でした

原作は挿絵も殆どないですが、ライトノベルなので2~3時間でサクッと読めます
で、こちらがデスノートの小畑健が作画を務めたコミック版です


2巻で既に完結しています
あらすじ
舞台は、異星人が地球に送りこんだ「ギタイ」と呼ばれるロボット(元々は惑星改造(テラフォーミング)のための土木作業用だったものが進化した)に襲撃を受ける地球。世界各国でギタイの侵略が進みつつあった。主人公キリヤ・ケイジは、ギタイと戦う統合防疫軍に初年兵として入隊する。そこで、圧倒的な戦闘力を持っている若き少女兵士リタ・ヴラタスキと出会う。
ある日、キリヤは初出撃で死亡するが、なぜか意識を取り戻すと「出撃前日の朝に戻っている」という怪現象に見舞われ、それが幾度も繰り返される。生と死を繰り返す中、「記憶だけが蓄積される」ことを知ったキリヤは、ギタイを倒すために、その能力を活かして経験を積み重ねる。
あらゆる手段を講じ、リタに匹敵する戦闘力を身につけていくキリヤは、戦士として激化する戦いを生き抜いていく。
コミック版は原作で一切描写されなかったギタイもしっかりと描かれていますが、映画版とは少し印象が違います

ギタイの正体は映画とコミックでは描写されませんでしたが、正体は異星人が移住前に惑星環境改造用の生物です
異星人は元々侵略の意図はなく、宇宙から地球を監視して繁栄した原生生物が発見されれば惑星改造を中止するつもりでした
しかし地球からそのUFOが確認されて各国がゴタゴタしている内に誤ってミサイルで撃墜してしまいました、その結果ギタイが暴走して人類と戦争になりました
バトルスーツも映画よりも洗練されてHALOっぽです

銃の描写が若干怪しい点もありますが、全体的に絵に迫力もあるのでコミック版が一番オススメです
All you need is killは主人公が何度も同じ戦場を経験することで、徐々に優秀な戦闘兵として成長していく描写が主になっています
このことはサバゲーでも同じことが言え、同じフィールドでゲームをしているうちに自然に立ち回りを覚えて戦えるようになりますね
そういった視点で見ると主人公に共感するところもあり、ストーリーも綺麗にまとめた面白い作品でした
オススメ度を5点満点でいうと4点です★★★★☆
6日はAll you need is killを観ましたが前日の5日には梅田にガールズアンドパンツァーのOVAを観に行っていました

ネタバレ:大洗が勝ちます
こちらに関しては既に作品を知っている方も多いと思いますが、架空の戦車道という武芸を利用した戦車よ少女がテーマのテレビアニメのOVAです
40分のOVAの割に劇場公開や、洗車の実物大?ポップなど結構な力の入れ方です

OVA用にパンフレットまでありました、このパンフレットも1968年のアンツィオ大作戦という映画のパロです


パンフレットの中身は料理レシピや茨城の大洗ガイドなど中々カオスですがファンサービスとしてはそれなりに面白いです


40分という短い作品ですが劇場も思ったより混雑していました、いかにも深夜アニメっぽいですが中身のクォリティは高いです
戦車と少女というかなりキワモノですが武者とフルーツの某ライダーよりは全然マシですね・・・
ガルパンは戦車のCGが実物を元にかなり作りこんでおり、音源などにも相当な凝り具合なので多少の主人公補正はありますがそれなりにリアリティがあると思います
戦車同士の戦闘というのは意外と映像作品は少なく、ガルパンでは各国の戦車がキビキビと動いて戦闘シーンの迫力もあります
ミリタリー系のアニメですが誰にでもオススメ出来る作品です
ここからは私が過去に観た映画の紹介です
まず、all you need is kill のトムクルーズ繋がりでコチラ
『オブリビオン』(Oblivion)

あらすじ
西暦2077年。60年前に起きた異星人スカヴからの侵略を食い止めたものの、核兵器によって荒廃してしまった地球。人類の大半は、土星の衛星であるタイタンへの移住を余儀なくされていた。そんな中元海兵隊司令官、コードネーム「Tech49」ジャック・ハーパー(トム・クルーズ)はヴィクトリア・オルセン(アンドレア・ライズボロー)と共にたった二人で地球に残され、スカヴの残党を始末するため、高度1,000mの上空から地上を監視する役目を担っていた。 ある日、ジャックは地上パトロールの途中で墜落した宇宙船を発見。その残骸から謎の女性ジュリア・ルサコーヴァ(オルガ・キュリレンコ)を助け出す。目覚めた彼女は何故か会った事も無いジャックの名前を口にする・・・
この作品は特に期待せずに作業中のBGM替わり程度にレンタルしただけでしたが中々面白い作品でした
登場人物で名前がるのは10人もおらず、CGも自然風景ばかりです
しかし、劇中の基本設定とストーリーが秀逸で見事で後半からの展開は秀逸です
一応はMAGPULっぽい銃も少しは出てきます

最初は特に期待していませんでしたが実際見ると意外と面白かったとい珍しい作品でした
オススメ度4★★★★☆
次に紹介するのはall you need is killの監督であるタグ・リーマン繋がりの作品です
『Mr.&Mrs. スミス』(Mr. & Mrs. Smith)

あらすじ
5、6年前、二人はコロンビアのボゴタで出会った。男はジョン、女はジェーンという名前である。ジョンは建築設計事務所を経営し、ジェニーはコンピュータのサーバーの管理会社を経営しているという。二人はすぐに恋におち、数か月後に結婚した。
しかし、5、6年たった今、二人の間は空虚で、お互いに隠している事がある、実は彼らは暗殺を請け負うプロであり、別々の組織の元で活動していた。二人はお互いにプロの暗殺者であることを知られないようにしていたのである。ジョンは一人で活動し、ジェーンは暗殺チームを率いていた・・・
作品自体は数年前に公開されており、知っている方も少しはいるんじゃないでしょうか
ざっくり説明すると超過激な夫婦喧嘩です、夫婦がお互い敵スパイだったという設定ですが007のような渋いタイプとは違います
ガンアクション等にリアリティはそれほどないように感じますが、コメディ要素もある作品なのでそこは気にするとこではないでしょうね

流し見でもストーリがわかりやすいので力入れずに楽しめる作品です
オススメ度4★★★★☆
『第9地区』(District 9)

あらすじ
1982年、南アフリカ共和国のヨハネスブルク上空に突如宇宙船が出現した。しかし、上空で静止した巨大な宇宙船からは応答や乗員が降りる様子はなく、人類は宇宙船に乗船しての調査を行うことを決定。知的生命体との接触に世界中の期待が集まる中行われた調査であったが、船内に侵入した調査隊が発見したのは、支配層の死亡と宇宙船の故障により難民となった大量のエイリアンであった。
乗船していたエイリアンたちは地上に移り、隔離地区である「第9地区」で難民として、MNU (Multi-National United) と呼ばれる超国家機関による管理・監視のもとで生活することになったが、文化や外見の違いから人間とエイリアン達との間では小競り合いが頻発する。人間達のエイリアンへの反発や差別は強まった。
そして宇宙船出現から28年後、ついにエビ達を新たに用意された彼ら専用の居住区域である第10地区に移住させることが決定し、MNUの職員であるヴィカスは、立ち退き要請の同意を得るため第9地区を訪れるが、エイリアンの家で見つけた謎の液体を不注意により浴びてしまう。
ちょっとだけマイナーですが中々オススメな作品です、前半はドキュメンタリー風ですが後半からはハリウッドっぽくなります
エイリアンといえば侵略戦争がお約束のパターンですがこの作品ではエイリアンはあくまで難民で弱者として描写されるのが珍しいです
発生する問題もビザの期限切れや家の立ち退きなどSF映画にしてはかなり斬新な切り口をしていて、ちょっと変わったSFが観たい方にオススメです
特にエイリアンの描写はかなりリアルで、かなりグロイシーンもあるので覚悟して観てください

一応はSFなので申し訳程度には銃も出てきます

多少のツッコミ所はありますがそれを気にさせないくらい魅了させるものがあります
精神的にくるものがるので2回目は中々見る気がおきませんが斬新という意味で面白かったです
オススメ度4★★★★☆
第九地区のニール・ブロムカンプ監督繋がりで紹介するのはこちら
『エリジウム』(Elysium)

あらすじ
2154年、超富裕層は、大気汚染や人口爆発により生活環境が悪化した地球から離れて、衛星軌道上に建造されたスタンフォード・トーラス型スペースコロニー「エリジウム」で暮らしている。アーマダイン社が設計・施工したエリジウムでは、高度な科学技術によって市民は傷病から解放され、水と緑にあふれた理想郷での暮らしを享受できる。それは地球上で暮らす貧しい人々の憧れとなっている。
一方、荒廃してスラム化した地上では、人々は過酷な労働とエリジウムより遥かに制約の多い医療やドロイドによる厳しい監視に喘いでいる。市民はエリジウムの生活に憧れ、密航を企てる者もいるが、エリジウムはドロイドや犯罪者崩れの傭兵を配して侵入者の排除に努めている。
そんな中、ロサンゼルスで育ちアーマダイン社のドロイド工場で働くマックス(マット・デイモン)は、幼馴染のフレイと偶然再会する。ある日、マックスは工場での作業中の事故により致死量の放射線を浴び、余命5日と診断されて解雇される。マックスはエリジウムの先端医療に希望を求め・・・
第九地区と同じ監督ということで結構期待して観ましたが、ぶっちゃけ凡作です
何かどんでん返しがあるというわけでもなく最後まで傭兵と小競り合いをしている内に気が付いたら終わってました
設定は近未来でありえそうな設定になっていますがストーリーにそれほど生かしているわけでもなくパワーアーマー付けた主人公がドンパチするだけです
映像自体はそれなりに見やすいところは褒めることが出来ます
近未来の貧困地域が出てくるためか魔改造したAK47や未来っぽいライフル等が出てきます


主演俳優がマッド・デイモンという個人的に没個性で、ストーリーも没個性なので凡作になってしまった感じです、多分来年には忘れていると思います
オススメ度2★★☆☆☆
『パシフィック・リム』(Pacific Rim)

2013年8月、太平洋グアム沖の深海に異世界と繋がる割れ目が生じ、そこから現れた怪獣「アックスヘッド」がサンフランシスコを襲撃。米国は陸空軍の総攻撃で6日かけてこれを撃破することに成功するが、その後も別の怪獣が次々と出現し太平洋沿岸都市を襲うようになったため、沿岸諸国は環太平洋防衛軍 (PPDC) を設立し、怪獣迎撃用の巨人兵器イェーガーを建造して立ち向かう。イェーガーの登場によって人類は一時的に優位に立ったが、怪獣の出現ペースは少しずつ早まっていき、再び人類は劣勢に追いやられていった。
2020年2月、米国アンカレッジを怪獣「ナイフヘッド」が襲撃。イェーガーのパイロットであるローリー・ベケットは、同じくパイロットの兄ヤンシーとともにイェーガー「ジプシー・デンジャー」に乗ってこれを迎撃するが、戦闘で機体を大破したうえ兄ヤンシーが戦死する。通常、イェーガーはパイロット一人では身体への負担が大きすぎて操縦できないが、ローリーは単独でナイフヘッドを撃破することに成功する。そんな中、世界各国の政府首脳陣は、怪獣の襲撃によってイェーガーが失われるペースが加速し、生産が追いつかないことを問題視しており、イェーガー計画を中断することをPPDCの司令官、スタッカー・ペントコストに告げる。それと同時に、世界各国に巨大防護壁を建造する「命の壁計画」によって、徹底した防御策に出ることを決定した。しかしその壁も怪獣の侵攻の前では全く意味をなさず、人類は滅亡の危機に瀕していた・・・
あらすじがかなり長いですが、要は怪獣と巨大ロボのプロレスです(褒めてます)
チェーンソーや重火器を装備してるくせに何故か拳骨で殴りにいくなどかなりツッコミどころはありますが、そこは「ロマン」です

怪獣の名前がまんまkaijuだったり、吹き替えでは「ロケットパーンチ!!」など監督の趣味がかなり出ている作品なので好みが分かれる作品です
ヒロインに日本人の菊池凛子が抜擢されましたが、如何にも外人が考える日本人という感じでアジアンビューティーになっているのが個人的に残念です
オススメ度3★★★☆☆
ネイビー・シールズ(原題:Act of Valor)

こちらはミリタリーファンには有名なネイビー・シールズのドキュメンタリー風映画です
サバゲーを初めてミリタリーについて少しは勉強してみようと思い、レンタルしてみました
実在の隊員も出演しているようでこれまで上げた映画の中ではガンアクションは一番数凄かったです

人にとよってはツッコミもあるようですが、初心者の私的には十分楽しめる作品でしたので、これからミリタリーを勉強したい方にもオススメです
オススメ度4★★★★☆
『ゼロ・ダーク・サーティ』(Zero Dark Thirty)

あらすじ
若き女性CIA分析官マヤが、アルカーイダによるテロ、親しい同僚女性の殺害、理解のない上司など、様々な障害や困難にもくじけることなく、粘り強い調査分析を続け、ウサーマ・ビン・ラーディンを追いつめるまでを描く。
ネイビー・シールズが面白かったので同じくシールズの出てくる映画があったのでレンタルしてみました
が、シールズが出てくるのはラスト15分程で他はCIA分析官がひたすら悩むシーンです、正直期待外れでした

まぁ、私が下調べしなかったのもありますが同じく劇場でガッカリされた方も多いみたいです
戦闘シーンもリアルさでは一番かもしれませんが屋内夜戦なので上記のネイビー・シールズと比べるとかなり地味です
オススメ度2★★☆☆☆
Posted by KEI at 16:50│Comments(5)
│◆雑記
この記事へのコメント
ネタバレの雨あられww(笑)
ネタバレしても観たくなるのは趣味が近い証拠ですね~
今後の参考にします(*^▽^)/★*☆♪
ネタバレしても観たくなるのは趣味が近い証拠ですね~
今後の参考にします(*^▽^)/★*☆♪
Posted by 百式さん@おなかいっぱい
at 2014年07月20日 17:16

>>百式さん@おなかいっぱいさん
改めて見返すとかなりネタバレしてますね(笑)
記事も最初はここまで長くするつもりはなかったのですが、気が付いたら最長記事になってしまいました
どの作品も映画館で見ると高いがレンタルで見るには満足、という微妙なラインですが参考になれば良かったです
改めて見返すとかなりネタバレしてますね(笑)
記事も最初はここまで長くするつもりはなかったのですが、気が付いたら最長記事になってしまいました
どの作品も映画館で見ると高いがレンタルで見るには満足、という微妙なラインですが参考になれば良かったです
Posted by KEI
at 2014年07月20日 22:03

いつまでたってもレビューが終わらないので自分がループしてるのかとオモタw
Posted by くずき(NST隊長) at 2014年07月21日 13:09
>>くずきさん
書いてる内にあれも、これも状態になってしまいめちゃめちゃ長くなってしまいました(; ・`д・´)
そして肝心なミリタリー映画ラスト2個が一番テキトーに書いてるという・・・
私もくずきさんみたいにもう少し丁寧に映画レビュー書きたいです!
書いてる内にあれも、これも状態になってしまいめちゃめちゃ長くなってしまいました(; ・`д・´)
そして肝心なミリタリー映画ラスト2個が一番テキトーに書いてるという・・・
私もくずきさんみたいにもう少し丁寧に映画レビュー書きたいです!
Posted by KEI
at 2014年07月22日 23:07

もしかして最近自分が書いていたあのレビューですか?ww
スクリーンショット貼りたくってそれぞれに突っ込みいれまくるだけなんで丁寧ではないですよww
むしろ原作のレビューまでされていて感心させていただきました。
自分もオールユーニードイズキル見てきたので、レビュー記事を書いてみたいと思っています。
スクリーンショット貼りたくってそれぞれに突っ込みいれまくるだけなんで丁寧ではないですよww
むしろ原作のレビューまでされていて感心させていただきました。
自分もオールユーニードイズキル見てきたので、レビュー記事を書いてみたいと思っています。
Posted by くずき(NST隊長) at 2014年07月23日 01:53