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Posted by ミリタリーブログ at

2014年04月07日

現役猟師実録日誌漫画 【山賊ダイアリー】




今回の記事は最近はコーナー化しつつある私が所持している漫画の紹介です


紹介するのはこちら



山賊ダイアリー



現役猟師、兼マンガ家。岡本健太郎による狩猟&ジビエ喰い実録日誌。

ウサギの唐揚げ、カモのロースト、カラスの焼き鳥etc、山グルメ満載!山で迷ったときの心得などサバイバル術も満載!

都会を離れ、故郷に戻った男は山に遊び、お気に入りの空気銃「エースハンター」と自作の罠を手に、今日も鳥や獣と勝負する。鳥羽僧正よ、刮目せよ!これぞ二十一世紀の鳥獣戯画だ!(※最後の二文は内容とは関係ありません念のため)




アマゾン紹介文より引用





中々マイナーな漫画ですが、漫画が好きな方は割と知っている現役猟師さんの実録漫画です











中身は主に日々の猟の日誌で、補足として獲物や猟の方法の解説が入ります



狩猟免許や罠猟免許の話など普段の生活ではまず知らない事が書いてあるので思わずへぇーとなってしまいます










猟の獲物の話だけでなく、著者が実際に使用している猟銃や罠の紹介もあります






猟は散弾銃を使う物だと思っていましたがエア・ライフルというエアソフトガンのような猟銃の種類もあるようです

エアライフルが中古で5万円なら高価なエアソフトガンよりも安いですね







獲物の捌き方も解説してくれているのでいつかサバイバルする場合は役に立つかもしれません・・・・!



獲物はシカやイノシシの捌き方だけでなく、ハト、カラス、マムシ、スズメバチなど一見ゲテモノのような獲物の捌き方や料理方法まで書いてくれています、
実際にはあまりやりたくないですが見てるだけなら面白いですね





実録漫画なので派手な見せ場はあまりなく、画も特別上手いわけではありませんが実際の猟という物を漫画で分かりやすく説明してくれています、
意外と誰でも楽しめる作品で1話完結型で1話が短いので暇つぶしにもオススメです














ここからは余談になりますが、一度だけ私もイノシシと対峙した事があります

それは以前に四国を車でぐるっと1周回りながら旅行をしていた時の話です







その時私は高知県の某所に来ていました

車を停めていたのは山中の駐車場でトイレと自販機が併設してある場所でした




唯の駐車場なので当然夜間は誰もおらず、ここなら迷惑が掛らないだろうと考え、その日はそこで車中泊をする事にしました

その晩は暑苦しく虫も多くて窓も開けられずに寝苦しい夜でした



あまりに寝つけず50mほど離れたトイレに行って、ついでに自販機で飲み物を買って駐車場に戻ろうとした時・・・






ブヒブヒ






・・・・!?






そこには大型犬くらいのイノシシがいました









朝になってからわかった事ですがそこにはイノシシ出没注意の看板があったんです

しかし夜で看板が見えないまま気付かずに車を泊めていたようです






イノシシを発見した時は幸いにも私は気づかれていない様子でした






駐車場のイノシシを見つけて動きが止まってしまいましたが、音を立てずに明かりのあるトイレの個室に逃げ込みます・・・!

個室に逃げ込んでからはイノシシが何処かにいなくなる事を願いつつどうにか撃退できないか必死に考えを巡らせていましたよ・・・・






実は私はその旅行中に時間があれば四国のフィールドに行くつもりでサバゲー装備を車に積み込んでいたんです

そして大の男とはいえ、一人で車中泊をしているので一応寝ている間だけ護身用にガスハンドガンを腰にぶら下げていました・・・






山賊ダイアリーにも書いてありますが、イノシシは鳥類や小動物と違い体表が厚く、散弾銃も効果が薄いので本来はスラッグ弾を使用して猟を行うのがセオリーのようでエアソフトガンではまず殺す事は不可能です!






しかし私にある遠距離武器は腰のSIG226と車にあるSIG552だけです、




一瞬だけ不意打ちを掛けてエアガンでガチバトルも覚悟しましたが流石に険すぎるので中止!

結局エアガンで牽制して車まで逃げ込んでダッシュで逃げるというのが最善ではないかと結論付けました





このままではエアガンを動物に撃ちこむことになりそうだったので警察の厄介になることも覚悟しましたが、

イノシシが相手では最悪こっちが殺される可能性もあるのでそんな事を気にしている場合ではなかったんですよ






そして、恐る恐るトイレを出て駐車場に戻ると ・ ・ ・ 











幸か不幸かイノシシの声と姿はありませんでした









しかし周囲は真っ暗でまだ近くにいてもおかしくないので懐中電灯を使用せず

ハンドガンを構えた状態で最大限に気配を消しつつ、迅速に策敵を行いながらゆっくりと車に戻りました







その時の暗闇から襲われるかもしれない脅威を感じながらゆっくり歩く50mの緊張感は尋常ではなかったです





幸いにもイノシシは本当に何処かに行っていたらしく、無事に車まで戻れました

これを教訓として人気のない場所に、特に夜間に行くものではないな、という事を学びました






以上、今までの人生で一度死を覚悟した時の話でした♪



※無意味にエアガンを持ち歩く事や動物に撃つのは危険なので真似しないで下さい


  
タグ :漫画

Posted by KEI at 21:14Comments(2)◆雑記